当科では医師を中心に理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が急性期から回復期、生活期にかけて患者様一人ひとりに合わせたリハビリテーションを実施しています。
身体機能の回復を図り「起きる、座る、立つ、歩く」などの基本的な動作能力の改善を目指します。
身体機能の回復を図り「食事、更衣、排泄動作、家事動作」など日常生活動作の獲得を目指します。また、実際の生活を想定した指導・援助を行います。
コミュニケーション能力に関する「ことば」と食べ物の飲み込みなど「食べること」に関する訓練を行います。
早期離床・早期退院・早期社会(家庭)復帰を目的として理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)が医師、看護師、医療ソーシャルワーカー(MSW)、他コメディカルと密な連携を取りながら質の高いリハビリテーション治療の提供を行っています。
当院は回復期リハビリテーション病棟を26床有しております。病気や怪我で手術や処置が行われ、症状が安定に向かっている時期が回復期です。回復期には、疾患や怪我によって生じた機能障害に応じた専門的な内容のリハビリテーションが実施されます。そういった専門的なリハビリテーションを多くの専門職によるチームで実践する病棟が回復期リハビリテーション病棟です。さらに、退院前訪問指導を積極的に行い、併設の老人保健施設、および訪問リハビリテーション部門のスタッフと協力して,在宅生活の準備や退院後の生活を支援させていただきます。
疾患 |
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脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷(わんしんけいそうそんしょう)等の発症後もしくは手術後、または義肢装着訓練を要する状態 |
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷の場合 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折、または2 肢以上の多発骨折の発症後、または手術後の状態 |
外科手術または肺炎などの治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、筋または靭帯損傷後の状態 |
股関節または膝関節の置換術後の状態 |
急性心筋梗塞、狭心症発作その他急性発症した心大血管疾患または手術後の状態 |
※リハビリテーションが目的の病棟ですので、症状の不安定な方、濃厚な薬物治療や複雑な専門治療を要する方は対象となりません。
※原則として下腿以遠の骨折や上肢の骨折は適応に含まれません。
※上記のいずれに該当するかは医師の判断が必要になります。
入院
リハビリスタッフ・看護師による評価
各部門の評価結果によりリハビリプログラムと退院計画を立てます。
経過報告やリハビリプログラムの修正などを定期的に行います。
退院に向け家族の面談や調整
退院計画
退院
当リハビリテーション科の見学・求人は随時行っています。
ご興味のある方やご不明な点がございましたら下記メールアドレスまでご連絡ください。
yamaji.reha.hp@yamaji-hp.org